「幸せになる方法」を真剣に考察してみた

「幸せになる方法」を真剣に考察してみた

「幸せになる」にはどうしたらいいのか?


人生において、もしかしたら一番大切なのは「幸せになる」ということかもしれません。

では具体的に幸せになるにはどうしたらいいのか。

複数のアプローチから考えてみました。

 

お金(金銭的収入)によるアプローチ


A子:「お金がないと結婚できない」

Bさん:「どうして?」

A子:「お金がないと幸せになれないから」

 

これは一度くらい聞いたことがあるかもしれません。

お金があると幸せになるのか?

その問いに対しては答えが出ているのではと思っています。

例えば、収入とそれに対して感じる幸福度の調査では

「年収が800万までは収入が増える程、幸福度が増す」

という調査結果となりました。

しかし、一方でそれを超えると幸福度は微増でほぼ横ばいとなり、お金があればあるほど幸せかというとそうではなくなります。

 

わかりやすい例でイメージしていただくとよいかと思いますが、

  • 【投資の神様】ウォーレンバフェット バークシャーハサウェイ代表
  • 【PCを世界へ普及させた】ビルゲイツ マイクロソフトの創始者

この二人は個人資産がずっと世界トップクラスで推移しています。

彼らは確かに幸せに豊かに暮らしているかもしれません。

 

ウォーレン・バフェット

しかし、ウォーレン・バフェットは、ネブラスカ州のオマハという田舎に暮らし、ジャンクフードやコーラなどを好んで食しています。とてもお金があるほど豊かな暮らしをしているわけではありませんし、お金を増やすことに注力をしていますが、周りからみたら「お金至上主義」のような働きかた、稼ぎ方をしていますが、自身のために使うことにはまるで興味がありません。都会にでかけたりすると、逆に具合が悪くなるなどで、田舎でじっくりと株式投資をしてるのが性に合うと言っています。

ちなみにウォーレン・バフェットは世界で唯一「株式投資のみ」で財を成した、世界一の株式投資の天才です。

一般的にはメーカーなどで一発当てる、石油王、不動産王などが頭を連ねるなか、唯一株式投資だけで財を築いたというのが何よりの特徴です。

 

ビルゲイツ

ビルゲイツはマイクロソフトの創始者で世界中で使われている、まさにこのパソコンにも搭載されている、Windowsの開発・普及をさせてた人です。ここまで寡占的に市場をとることのできた、ビジネスのスタンダードとなった会社を作ったのがビルゲイツです。

そんなビルゲイツは死んでも使いきれないほどのお金があります。

そのお金を自分自身のために使うかというとそうではなく、より多くの人のためにお金を使いたいとして、妻のメリンダさんと「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を作り、貧しい国の健康や発展のためにお金を使う財団です。自分が死んだあとはすべての資産をその財団に寄付するとも公言しています。ちなみにバフェット氏はこの財団に300億ほど寄付しています。

 

二人を見てみると

明らかに大成功をおさめ、素晴らしい、周りの人から尊敬されるような生活をしていますが、世界でダントツ幸せかというとそうではなさそうです。

つまり

貧困層において

お金は幸せになるための重要なファクターと言える

 

中間所得層以上

お金は幸せには関係のないもの

 

上記であると結論付けることができます。

 

幸福度ランキングではどうとらえるか?


毎年、世界の幸福度ランキングが発表され、北欧のデンマーク、ノルウェーやフィンランドなどが世界一となっています。ブータンなども国策として「国民の幸福度」をGDP(国内総生産)よりも重視するとしています。

 

幸福度の指標は?

よく私たちがニュースで耳にする幸福度のランキングは国連が発表している 「World Happiness Report」で評価項目は

  • 1人あたりのGDP
  • 社会福祉制度
  • 健康寿命
  • 人生の選択の自由
  • 寛容さ
  • 汚職等の数

などから統計を取っているようです。

そのため、物価が高い国、社会福祉が整っている北欧が強くなっています。

  • 1人あたりのGDP
  • 社会福祉制度

これらの2点に関しては金銭が関連する幸せの指標となっており、

  • 健康寿命

という最も人間が生きていくうえで大切なものと

  • 人生の選択の自由

(貧困でないことが前提になってはしまいますが)経済的・思想的に自由に選択ができる

  • 寛容さ

寛容さがないとギスギスして、満員電車での喧嘩なども起こり、その状況は明らかに幸せでないのでそういった心のゆとりも指標に入り

  • 汚職等の数

という経済にも関係する、政治の金問題も幸せの指標に含まれています。

参考:「World Happiness Report」 TOP50

第1位: フィンランド
第2位: ノルウェー
第3位: デンマーク
第4位: アイスランド
第5位: スイス
第6位: オランダ
第7位: カナダ
第8位: ニュージーランド
第9位: スウェーデン
第10位: オーストラリア
第11位: イスラエル
第12位: オーストリア
第13位: コスタリカ
第14位: アイルランド
第15位: ドイツ
第16位: ベルギー
第17位: ルクセンブルク
第18位: アメリカ合衆国
第19位: イギリス
第20位: アラブ首長国連邦
第21位: チェコ
第22位: マルタ共和国
第23位: フランス
第24位: メキシコ
第25位: チリ
第26位: 台湾
第27位: パナマ
第28位: ブラジル
第29位: アルゼンチン
第30位: グアテマラ
第31位: ウルグアイ
第32位: カタール
第33位: サウジアラビア
第34位: シンガポール
第35位: マレーシア
第36位: スペイン
第37位: コロンビア
第38位: トリニダード・トバゴ
第39位: スロバキア
第40位: エルサルバドル
第41位: ニカラグア
第42位: ポーランド
第43位: バーレーン
第44位: ウズベキスタン
第45位: クウェート
第46位: タイ
第47位: イタリア
第48位: エクアドル
第49位: ベリーズ
第50位: リトアニア

 

ちなみにあまり耳にはしませんが、

などの幸福度調査もあります。

 

OECD(経済協力開発機構)が発表している 「Better Life Index

 

こちらは下記が幸福度の指標とされています。

  • 住居
  • 収入
  • 仕事
  • コミュニティ
  • 教育
  • 環境
  • 市民参画
  • 健康
  • 生活の満足度
  • 安全
  • ワークライフバランス

幸せという感覚を持っていたとしても定量的に出てこないので評価項目には入っていないものになります。

参考:「Better Life Index」2017年 TOP10

1位 オーストラリア
2位 オーストリア
3位 ベルギー
4位 カナダ
5位 チリ
6位 チェコ
7位 デンマーク
8位 エストニア
9位 フィンランド
10位 フランス

 

WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)による「Global Happiness Index」

こちらは項目は詳しく書いていませんでしたが、内容としては「Face to Face」や「電話」により直接いくつかの項目を伺い、

  • Very Happy (とても幸せ)
  • Happy (幸せ)
  • Neither (どちらでもない)
  • Unhappy (不幸)
  • Very Unhappy (とても不幸)

の割合から出しているようです。また、都市部などに集中し偏りがないようにということで分散もさせたうえで55か国、総勢5353769名(2017年実績)に行っていたようです。

これらの精神的に幸せかどうかが評価となるようで、ほかの2つの調査にはない、GDPの低い、社会保障制度も整っていなく、汚職もある国がトップにランクインしているおもしろい調査となっています。

参考:「Global Happiness Index」 2017年のランキング 

最大値が+100として

1位 フィジー +92

2位 コロンビア +87

3位 フィリピン +84

4位 メキシコ +82

5位 ベトナム +77

6位 カザフスタン +74

7位 パプアニューギニア +74

8位 インドネシア +68

9位 インド +64

10位 アルゼンチン +64

 

結論として、幸福度ランキングでもいろいろと指標がわかれるので、正解はなさそうです。

しかし、1つ目の項目と同様「最低限の暮らしができる」というのは幸せに大きな影響がありそうです。

 

化学的に幸せという観点はどうか


他の見方として、「化学的幸せ」ということも考えてみる価値があると思っています。

 

幸せと感じている

⇒その時に体は、脳はどうなっているのか

 

ということです。

 

幸せと感じている

⇒その時脳には「セロトニン」が分泌されている

 

つまり「セロトニン」の分泌量というのは国や収入に関係なく「幸福」「幸せ」と感じる指標になるのではと思っています。

 

セロトニンは脳内でトリプトファンから合成され、

  • リラックス
  • ストレス耐性UP
  • 精神安定作用(うつ病予防)

などが関連します。確かに、安心した状態でリラックスしている状態というのは幸せであると言えます。またセロトニンからメラトニンが合成され、メラトニンは眠気の原因となり睡眠と深く関係があります。

それらのバランスが整っている状態

つまり、

必須アミノ酸であるトリプトファンが摂取されている

⇒アミノ酸を摂れるだけ、タンパク質を摂れている

⇒エンゲル係数が低い(エンゲル係数が高い層は炭水化物ばかりで十分なたんぱく質がとれていません)

⇒所得層は中間以上で経済的にも幸せである

 

上記であれば、一見成り立ちそうに見えます。

しかし、上記が正しいとすると、

  • 貧しい国であると、タンパク質を摂れていないと幸せになれない
  • 年をとると、セロトニンの合成がうまくできなくなり、年をとると不幸になる

ということが成り立ってしまいますが、決してそういうわけではありません。

 

結論


やはり、

幸せというのを定量的に表し評価することは困難

という結論に至りました。

確かに少し考えただけで、すべてに当てはまる幸福度のスケールがあったら、幸福度調査の基幹となり、バラバラになるということはありえないですよね。

アドラー心理学においては

「すべての悩みは人間関係からのみ現れる。この世に自分しか存在しないとしたらあらゆる悩みは存在しえない」

ということがあるように、

一人でいると悩みもないが幸せもない

「辛いという漢字がある、あともう少しで幸せになれそうな字だ」

という言葉もあり、ツライこと、不幸なことと隣り合わせ、表裏一体なのかもしれません。

 

 

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