リスクヘッジ方法 -ポートフォリオ戦略

リスクヘッジ方法 -ポートフォリオ戦略

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リスクヘッジとしてのポートフォリオ戦略


ポートフォリオという言葉を聴いたことがありますか?

Wikipediaで調べるとポートフォリオは下記のように表記してあります。

“英語では、書類を運ぶ平らなケース。本項で説明する。
自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集のこと(作品を平カバンに詰めておくことから)。
特に、美術系の文脈で使われることが多い。
画家のポートフォリオ、写真家のポートフォリオ、Webデザイナーのポートフォリオ、
会社のポートフォリオ、等々。
ポートフォリオ (金融) – 一般的な投資家は、リスク管理のために自らの資産を
複数の金融商品に分散させて投資する。
その金融商品の組み合わせのことをポートフォリオという。
パーソナルポートフォリオ – 教育分野における個人評価ツール。
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
– 経営学またはマーケティングにおけるマネジメント手法の一つ。
その他、文脈によって、特定の資料や情報を指すために使用される。
例えば、紙におけるポートフォリオ、医療におけるポートフォリオ、
化学品におけるポートフォリオ、教育におけるポートフォリオ、等々。

この中でも私は特に、
金融やマーケティングにおける意味で理解をし、使用しています。

 

ポートフォリオとはリスクヘッジ


もっと簡単な表現として
「一つのカゴに全部の卵をいれないこと」
がポートフォリオを作ることだといわれています。

そもそもポートフォリオの目的はよりリスクを減らすためにとる戦略です。

卵を全部1つのカゴに入れては持ち運びをした方が早く、
効率的に運ぶことができるのは明らかです。
しかし、その運び途中に転んでしまったら、
事故にあってしまったら、すべてがなくなってしまうのです。
これを3分の1ずつ、もしくは5分の1ずつ、
できたら7分の1ずつ運ぶことができたとします。

全員が全員転んでしまう、事故にあってしまう確率は限りなく低いでしょう。
もし、起きてしまったとしてもその分けた割合でしか損失は発生しません。

これがポートフォリオマネジメントです。

私は一つのことに注力することで莫大な利益もしくは損益を出すほうが
自分としては人生としてかっこよくそして楽しいのではないか、と考えていました。
今はリスクが怖くなったから、落ち着いたから、現実をみて打ちひしがれたから、
ポートフォリオ戦略をとるようになった、というわけでもありません。

より、アグレッシブになるためにも実は
ポートフォリオは非常に有効だということがわかったからです。

これをあらゆるところに適応していくことが、
人生のリスクを最小化し、そして自身の出せるパフォーマンスを、
人生を通して考えた際に最大化できるということになります。
今から、なぜそうなのかという点について述べていきます。

 

人生でポートフォリオを作るとは


例えば、

あなた①

36歳
男性
会社員
役職:課長
年収700万円
という方だとしましょう。
今まで新卒入社以来現在まで今の会社でキャリアを積んできた方としましょう。

そんなあなたがある日、ストレスが原因で倒れて入院してしまいました。
医者からは3ヶ月は働けませんと言われてしまいました。

また会社に残ることもできなくなってしまいました。

さああなたの収入はどうなるでしょう。
再就職をして400万から500万というところでしょうか。
また再就職までかかる時間が半年とすると1年だけで
損害額は500万円から600万円というところでしょうか。
60歳までで考えると驚くほどの損害額になるかと思います。

これがひとつのかごにすべてを入れてしまっている例です。

そんなことになるのを恐れながらあなたは日々働いているとして、
毎日健康に心から楽しく過ごせるのでしょうか。

せめて少しでもそのリスクを軽減する手段として
保険にはいるということをするくらいでしょうか。

ぽっくりしんでしまうか、早く体調がよくなり
すぐに仕事が復帰できるのであれば問題ないかもしれませんが、
中途半端に大きなダメージを受けてしまっただけで
取り返しのつかないことが起きてしまうわけです。

なにかあったらどうしようと思っていると、精神が擦り減り、
どうしようと思っていたことが起こってしまうものです。

続いての設定であなたは
ポートフォリオを組んで分散しているとしましょう。

あなた②

36歳
男性
複業を持つ会社員
役職:なし
会社員 年収500万円
株式投資・投資信託 70万円
アフィリエイト 60万円
個人輸入 30万円
総年収 660万円
一見会社でうだつの上がらない、冴えない会社員かもしれません。
しかし、精神的には非常に健康的です。
課長は部長や部下に挟まれ、精神的に厳しい状態でいながら、
実はあなたと同じくらいの収入しかありません。

あなたは気楽に仕事をしています。
最悪「明日からクビ」といわれても、
事故に合い3ヶ月職場から離れ最終的にはクビになったとしても、
また年収が400万円から500万円の仕事につくことは難しくありません。
そのため、仕事でもストレスは非常に少ないです。

余裕があるため、前向きに複業に取り組み
そちらでの収益を増やしているかもしれません。

また前の事例で想定した
事故で倒れている間についても
株式やアフィリエイトは一日PCを2時間ほど操作するだけで
ある程度の収入を確保するこができます。

つまり収入が途絶えてしまうことはありません。
またもちろん前事例と同様に保険をかけることもできます。

ポートフォリオを組むことであらゆる面から守られて
リスクヘッジがされていることがわかっていただけるかと思います。

また、すでに守られているとうことからストレスなく、
また普通に会社員のみをしている人よりも、
副業の方もしくは本業の方でリスクをとり、大きな成果をあげることもできます。

また、副業のほうで得た知見を本業でいかすことも、
またその逆もすることができ、総生産を大きくあげることができるのは
実は複業を行っているあなたなのです。

副業をすることで課長になれない訳でもないので
収入は大きく違うことがわかるかと思います。

 

「ポートフォリオって大事やねんなぁ」


私はどちらかというと不安や心配を取り除くために、早期リタイアのために行っています。

ポートフォリオを組むという方法は単に仕事だけでなく、
もちろん

・株式投資
・自己のスキル
・恋愛
・夢
・メンタルマネジメント

などにも幅広く使うことができます。

これらがポートフォリオ戦略で成果があがる前提の中には
常に関連する要素が長期的に成長しているということも挙げられます。

人間は常に成長しているので、基本的にはポートフォリオ戦略で
高い投資対効果をあげることができるというわけです。

 

ポートフォリオの他の例


続いて、株式投資において応用する場合ですが、
株式投資の銘柄を選定する場合には主に二つの評価指標で株を選択します。

1. 割安株かどうか
2. 成長が見込める株かどうか

この2点で株式の銘柄を選定します。

他にもポートフォリオを組む際には
・景気に大きく反応する株
・値動きは少なく安定している株
・景気のよい、成長している業界の株
・景気はよくはないが将来的によくなる見込みのある業界
など
さまざまな違う要素を持つ銘柄で構成すると大きくリスクがヘッジされます。
(将来性がなく、また割安でもない、魅力がない株にはもちろん投資しません)

さらにリスクを減らしたいのであればポートフォリオだけでなく、
もうひとつ大きな戦略として、
「ドル・コスト平均法」を取り入れることもいいと思います。

ドル・コスト平均法(以下Wikipediaより引用)
ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、
株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。
定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。

こちらは長期投資を行うことで
リスクをヘッジすることのできる方法です。

ドルコスト平均法についての続きです。

ドルコスト平均法を行い続ければバブル前から株を買っていた人も、
日経平均株価が8000円時点のときでもプラスが出ている
と言われる投資法です。

しかし、こちらは値段が高いときも関係なく買い続ける手法であるため、
平均に収束しやすいため、収益が大きく増えることも阻害します。
値動きを追うことができる人は買うタイミング、
ポートフォリオ内にて調整すると最適化が行えるのでよいと思います。

ドルコスト平均法のメリット・デメリットを簡単にまとめると以下の通りです。
メリット:長期で行った際のリスクが非常に少ない。損を出しづらい。
デメリット:大きく儲かることはほとんどない。

また、ポートフォリオを常に考えることで
物事がひとつの面からでなく多面的に捕らえることができ、
また同時に多くのことが平行して進行することを処理する能力、
マルチタスクの練習、痴呆症の予防の脳トレにもなります。

他にも恋愛においてポートフォリオを使用することもできます。
こちらは独身のときに行えばよかったです。。笑

恋愛で行っていればより、傷つくことを恐れず、アクティブに
また、同時並行的にバランスをとりながら、
女性とつきあうことができたのに、と思います。笑

ポートフォリオの活用法として、
株式で得た情報から世界の経済動向を把握し、
その上で必要になってくるスキルをポートフォリオを組む形で身に付ければ、
能力が高くない人でも、確実に安定的に生き延びる本当に生きる力を身につけることができます。

仕事、株式、恋愛、自己啓発で身に付くスキル、
どれでもよいのでひとつから、もしくは平行的に取組んでみてはいかがでしょうか。

最初からポートフォリオの組まれた資産を買うというのも
選択肢の一つとしてはよいのでしょうか

 

ポートフォリオの候補先


注:リスクヘッジがリスクになってはいけないので、セミナーなどに参加し十分な情報をとった上で意思決定ください。

 

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