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「メンタルがやられてしまった。。僕ってだめなのかな。。」
「メンタルがやられてしまった」
「もうくじけそう」
「こんなになってしまっている自分がかっこわるい、認めたくない」
自分を含めそんな人が多いかも知れません。
結論からいいますと、実はそれは
「普通」なのです。
現状を知り、対策を打ちましょう。
現状と対策
まず一番メンタルヘルスを損ね深刻化する割合が多いのが
20代と30代
なのです。
「若いのに根性がない」という人には言ってやりましょう。
感受性が高いがためにより人のこと、自分のこと、
将来のことを考える年代であるからこそそのような状態になるのです。
労働者の中で1ヶ月以上の休暇もしくは休業+退職になる人の割合は0.3-0.8%です。
基本的な動向として、大企業になるほどそういう人が増えるという統計になっており、1000-5000人未満が一番多いということになっています。データ上はそのようになっていますが、実際に大きな会社であればメンタルヘルスを損ねた人でも従業員として抱えた状態でいることができるということになるためそのような割合になっている可能性もあるのであまり参考にはなりません。
0.5%くらいが大きく精神的に問題をかかえているのか。。
自分がもしそっちにいったら情けない人たちに含まれてしまう。。
そのような早合点はしないでください。
メンタルヘルスに関しての意識の現状
厚労省の企業に行った調査において、
“精神的に大きな負荷を抱えている””メンタルヘルスを気にかけている人”の割合は50-60%強です。
過半数の人がいつか自分もメンタルヘルスを損なうのではないのではないか、と心配しているのです。
またハインリッヒの法則から考えてみても(Wiki引用)
つまり、ひとつの事故(入院、休職)が生じた背景として29の軽微な事故があり、その背景には300のインシデントがおきているのです。
1000人規模の会社で0.5%が重大な症状がおきているのであれば、
人数にして5人
その29倍が軽微な事故が起きている、つまり、145人
異常が生じているのは1500人
人の規模を上回っている、つまり社員数を大きく上回る、
ほぼ全員に何かしら日常的にメンタルヘルスを害す可能性がある事象はおきているということになります。
予防が浸透していない
事実、大多数の人が問題を抱えているのに予防法はあまり浸透していません。
あらゆる病気に対し予防にコストをかけることが医療費削減できます。
また病気による職を失う、職を離れるなどで生涯収入を大きく下げる可能性をつぶします。
予防にこそリスクマネジメントの観点からお金をかけ、リスクから守ることが重要なのです。
事実、メンタルヘルスが悪化したが故、自殺者も出ています。
ここ10年間、毎年年間30,000人前後の人が自殺をしています。
これは深刻です。対策として、ある程度の規模の事業所には産業医制度を設ける、企業内診断などさまざまな対策をしています。病院で薬を使った治療なども確率されています。
再度言いますが、
「治療には時間とお金が多くかかります」
正しい知識を持って治療を行うことが非常に大事です。
ぜひ正しい知識を持って予防に取りくんでください。
メンタルヘルスの正しい予防法
- 過半数の人がみんなストレスを抱えている。特別に弱いわけでなく基本的に人間は弱いことを知り認める
- 自分なりのストレス解消法を確立する
- 視野を広げる
- 少し自分自身を遠くから見る
- サプリメントをとる
- 気軽にメンタルヘルスの相談を医師にする
確実に効果があるのでぜひ実行してみてください。
それぞれの方法をとる理由に関し簡単に説明したいと思います。
1.過半数の人がみんなストレスを抱えている。特別に弱いわけでなく基本的に人間は弱いことを知り認める
大抵みんな悩んでいます。
そして20代30代の人はよく悩みます。
もちろん50代も悩みますし、60代でも悩みが消えるわけではありません。
悩んで気が楽になることはありません。
悩むことをやめることは難しいかも知れませんが、少なくとも自分だけがこんな状況なのだ、と思うことだけはしないようにしましょう。
2.自分なりのストレス解消法を確立する
基本的に「泣く」「声を出す」「汗をかく」「音楽を聴く」これらでストレス物質が消えること、脳波が変わることは科学的に証明されています。
ひとつだけでもいいですが、組み合わせてストレス解消に自ら取組んでみましょう。
例としては
「泣ける映画を見る」「友達と喋る」「カラオケに行く」「スポーツをする」「オーケストラを聴きにいく」
など、自分なりのストレス解消法を実践しましょう。
3.少し自分自身を遠くから見る
「幽体離脱」のような形で「もし自分を後ろから見ることができたら」と想像し一場面、一場面切り取って見るようにしてみましょう。
自分なのに自分が他人のように、他人事のように扱うのです。
だいたい精神的に負担を大きく感じる人は「いいひと」であったり「責任感が強い人」なのです。
上司に叱られているとして
「あー、なんかこの人怒ってんなー。」
「また○○(自分)怒られてるわー。△△(上司)は反省しているフリだけすればそのうち怒鳴っているのおさまるさ」
と一旦幽体離脱して抜けましょう。
抜け殻だけをそこに置いておけるようにしましょう。
あなたが全部100%受け止める必要はないのです。
受け止めなくても世界の経済は回っているのです。
4.視野を広げる
視野を広げましょう。
一般的にメンタルヘルスが厳しくなってしまっている人は
「選択肢が持てない状況」になっていることが多く見られます。
「選択肢が持てない状況」とはどういうことでしょうか。
“この仕事をミスをしたら会社がつぶれる”
“自分がなんとかしなければ誰も助けてくれない”
“この仕事以外、この会社以外自分にはない”
という選択肢がない状況に勝手に陥っているのです。
自分では選択肢がなく、袋小路に迷い込んでいる意識がなくともなっている場合が多くあります。
そしてそれは予防していたと思っていた人にもおきてしまうことがあるのです。
なので意識的にセーフティネットを持っておきましょう。
金銭的なリスクと精神的リスクの二つのリスクを下げることができます。
ひとつのことだけにしぼってしまうとミスしたときのダメージは大きいので
ポートフォリオの具体策
- 副業(複業)をする
- 自分が仕事をこなさなくても世界的にみたら大したことはないことを知る
- 助けを求めたら誰かしら助けてくれる
- 会社をクビになってもセーフティネットがあるのでなんとか生きていける
- 自分のことを大切に思ってくれている人がいる
- これからもっとたくさんの人と出会える
- 未来は楽しいことがたくさんあり、それは自分で手に入れることができる
ということを再度認識しましょう。
5.サプリメントをとる
サプリメントを取りましょう。
おすすめサプリは3つあります。
ひとつ目のサプリメント: ロディオラ ロゼア
別名イワベンケイとも言われ、
副作用がなく
メンタルを整え、
肉体的にも最大限のパフォーマンスを発揮を手伝う
といった効果があります。
日本ではあまり知られていませんが圧倒的な効果があります。
自身は予防としてとっていましたが、今までストレスを感じると脳の中で雑音がしていたようなイメージがあるが、サプリをとったら脳の雑音がスーッと消え、目がさえ、集中力を持ち心に余裕がある状態になります。(サプリをとるまでは雑音があったことすら気づかないのですが)
これにより、仕事でのパフォーマンスや心の持ちようが変わります。
海外のビジネスプロフェッショナルもメンタルの負担が大きいということでこのようなサプリメントに頼ることがあります。
2つ目のサプリメント: エゾウコギ
ロディオラと非常に似たもので、ロディオラの方が効果が高いが、ロディオラ以上に即効性がある印象です。
滋養強壮、抗ストレス作用があり、また、反射神経、持久力、集中力を高め運動能力を向上させる作用があるります。
鬱病にも効果があるとされていてメンタルヘルスを保つために非常に優れたサプリメントです。
ロディオラにはない副作用がある点は注意が必要です。
副作用としては頭痛、頻脈、不眠などの症状があると言われてい、また血圧上昇との関連性が認められており高血圧治療中の患者には注意が必要という点があります。
3つ目のサプリメント: プロテイン
意外かと思われるかもしれませんが、日本人は一般的に十分なプロテインが確保できていません。
良質のたんぱく質は体内でセロトニンやノルアドレナリンになり精神を安定させるのに役に立ちます。
また脳細胞もたんぱく質でできているためたんぱく質を十分にとることは脳にとって、精神負荷の多い人には最適です。
また、摂るプロテインは大豆プロテインでアミノ酸スコアが100のものにしてください。
プロテインは2種類あり、動物性のホエイプロテインと植物性の大豆プロテインに分類できます。動物性は吸収しきれないと、腸内で腐敗し、腸内環境を悪化させます。
腸内環境が乱れるとメンタルヘルスにもよくないため、メンタルヘルスを整える目的では動物性ではなく植物性をとりましょう。
動物性は吸収性がよく、早く吸収され筋肉をつけるのには理想的ですが、一気に吸収することにより、使いきれなかった分が脂肪として蓄積されることもあり、割と太りやすいプロテインです。
植物性は最今では「プロテインダイエット」と言われることもあありダイエットにも効果的なプロテインです。植物性はゆっくりと吸収され、長時間にわたりアミノ酸を供給することができるため同量を摂取したとしてもメンタルヘルスとしての役割は植物性のほうが効果も高いのです。
参考までに安くおすすめなのはこちらです。
水で飲むのがおススメですが、オレンジジュースと飲むのもビタミンもとれとおいしく飲めるのでおすすめです。
6.気軽にメンタルヘルスの相談を医師にする
これはハードルが高いかもしれませんが、重くなるまえに行きましょう。
ストレスを感じている兆候として、目のまわりの痙攣、腰痛、体の痺れなどさまざまな体調の変化が起こります。
その時点で相談に行くのもおすすめです。
日本では「我慢」という言葉に美徳がおかれる場合がありますが、これはメンタルヘルス対策においては得策ではありません。
リスクマネジメントの観点から、海外のビジネスプロフェッショナルでは重役のポジションにはメンタルサポートの専門家を必ずつける、という事例もあります。
特に問題がない、今は大丈夫、と思っているあなたもこの中にある予防策を組み合わせ、ストレス社会を生き抜きましょう!