【LINE乗っ取り詐欺】「助けて、今すぐお金を振り込んで」はすべて嘘!身近な人になりすます巧妙手口とは?

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LINE乗っ取り詐欺とは?

スマホでのコミュニケーションツールとして日常的に使われている「LINE」。その便利さを悪用した犯罪が後を絶ちません。中でも深刻なのが「LINE乗っ取り詐欺」です。
これは、何らかの手口でLINEアカウントを不正に取得し、本人になりすまして友人や家族に「お金を貸して」「プリペイドカードを買って」などと要求する手口。
身近な人からのメッセージであるため、つい信じてしまい、結果として金銭的被害を受けるケースが急増しています。

なぜ信じてしまう?「親しい人」になりすます心理操作

LINE乗っ取り詐欺が成功する大きな理由のひとつが、“なりすましの信頼性”です。たとえば、以下のようなメッセージが突然届きます。

  • 「今、コンビニにいるんだけど、スマホを落としてしまって支払いができないの。今すぐiTunesカードを買って番号を送ってもらえない?」
  • 「急ぎでお金が必要で…一時的に5万円だけ振り込んでもらえないかな?」

送信元のアカウントが自分の兄弟や親友であると、疑う余地がなくなりがちです。「この人が嘘をつくはずがない」と思い込んでしまうため、冷静な判断ができなくなるのです。

実際の被害事例

全国の消費生活センターや警察には、LINE乗っ取り詐欺の被害相談が多数寄せられています。

  • 会社員男性(30代):友人のアカウントから「急ぎで助けてほしい」とメッセージが来て、プリペイドカードを5万円分購入して番号を送信。のちに友人本人と連絡が取れて詐欺だと判明。
  • 高齢女性(60代):娘を名乗るアカウントから「ATMから今すぐ振り込んでほしい」と依頼され、10万円を振込。

LINEのメッセージはスピーディで気軽な分、警戒心が薄れやすく、詐欺にとっては都合の良いツールなのです。

LINEアカウントはどうやって乗っ取られるのか?

では、そもそもなぜ他人のLINEアカウントが乗っ取られてしまうのでしょうか?よくある原因は以下のとおりです。

  • フィッシングメールによる情報入力
    「LINEのログイン情報が必要です」などと偽のLINE公式を装ったページに誘導され、IDとパスワードを入力してしまうケース。
  • SNS上でのパスワード流出
    他サービスと同じパスワードを使い回していると、別のサービスから漏洩した情報を悪用される恐れがあります。
  • スマホのウイルス感染
    怪しいアプリをインストールすることで、キーボード入力情報を抜き取られてしまうこともあります。

乗っ取り被害に遭った場合の対処法

自分のLINEアカウントが乗っ取られた場合、早急な対応が必要です。次の手順を実行してください。

  1. LINE公式の「問題報告フォーム」から連絡する
    LINE公式サイトには、アカウント復旧に関する専用フォームがあります。
  2. パスワードとメールアドレスをすぐに変更
    もしLINEにログインできる状態であれば、すぐにログイン情報を変更し、第三者のアクセスを遮断しましょう。
  3. 友人・家族に注意喚起する
    「自分のアカウントが乗っ取られた」「詐欺メッセージが送られている可能性がある」とSNSや電話で連絡します。
  4. 警察への相談も検討
    金銭被害が発生した場合は、警察への相談と、状況証拠(メッセージ履歴・振込明細)の保存が必要です。

被害を防ぐための具体的な対策

LINE乗っ取り詐欺のリスクを減らすには、以下のような日頃のセキュリティ意識が重要です。

  • 二段階認証の有効化
    LINEにはログイン時に認証コードを求める「二段階認証」があります。必ずオンにしておきましょう。
  • ID・パスワードの使い回しを避ける
    他サービスと異なるパスワードを設定し、強力なパスワード管理ツールを活用するのも有効です。
  • LINEログイン通知をオンにする
    不正アクセスがあった場合、即座に気づけるよう通知機能をオンにしましょう。
  • 見知らぬメッセージに返信しない
    たとえ知人を名乗っていても、不審な要求にはまず電話で本人確認を。

まとめ:LINEは便利だからこそ、詐欺に要注意

LINE乗っ取り詐欺は、被害者の身近な人間関係を悪用する卑劣な手口です。スマホに届いた一通のメッセージで、大切なお金や信頼を失ってしまうリスクがあります。
「友人からのLINEなのに、なぜこんなことを?」と感じたら、すぐに電話で確認を。普段からセキュリティ設定を見直すことが、自分と家族を守る第一歩です。

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