Contents
投資詐欺とは?主な種類と特徴
投資詐欺とは、「少額の元手で高額なリターンが見込める」と謳いながら、実際には元本すら戻ってこない違法な投資スキームのことを指します。近年はSNSやYouTubeを活用した手口が急増しており、一般消費者が巧妙にターゲットにされています。
代表的な投資詐欺には、以下のような種類があります。
- 高利回りを保証する「ポンジ・スキーム型詐欺」
- 「AIが自動で資産運用する」などの仮想通貨投資詐欺
- 「毎月◯%の利回りが確定」といったFX詐欺
- 「一口10万円から始められる」不動産小口投資詐欺
共通するのは、「確実」「リスクなし」「限定募集」といった心理的に惹かれる文言を使い、リスクの説明を省略したり、「あなただけ特別に」と特別感を演出してくる点です。
SNSやYouTubeから広がる「簡単に稼げる系」の罠
かつては怪しげなメールや電話で勧誘されることが多かった投資詐欺ですが、今ではSNSや動画プラットフォームを活用する手口が主流になっています。特にInstagramやTikTokでは「1日10分スマホ操作するだけで月収100万円」「誰でも稼げる投資術」といった投稿が若年層を中心に多くの人の目に留まります。
YouTubeでは、”稼げる投資ノウハウ”と称してセミナー形式の動画が配信され、概要欄からLINEやTelegramに誘導する手法が定番です。視聴者の「楽して稼ぎたい」「投資の成功者に教えてもらいたい」という心理を巧みに突き、詐欺に誘導していきます。
仮想通貨・FX・不動産などの最新事例
近年の代表的な詐欺事例を紹介します。
仮想通貨詐欺
「このコインは今後確実に値上がりします」「上場前に入れば100倍に」と煽られ、聞いたこともないトークンを買わされるケースが増えています。販売元はすでに閉鎖されており、出金も不可能になるのが常です。
FX自動売買詐欺
「プロのトレーダーが使っているシステム」と言って自動売買ツールを売り込み、数十万円の契約を結ばせるが、ツールは全く機能せず損失を出すだけ、というもの。
不動産クラウドファンディング詐欺
「利回り10%保証」「都心の優良物件への投資」と謳いながら、実際には物件が存在しないか、極端に価値の低い土地にしか投資されていないこともあります。
「紹介者がいるから安心」は一番危険
多くの詐欺では「紹介者」を挟むことで安心感を演出します。友人・家族・SNSのインフルエンサーなど信頼できる人物を経由して話を聞くと、警戒心が薄れやすくなります。
「この人が言うなら大丈夫だろう」と思ってしまいがちですが、紹介者自身が騙されている、もしくはマルチ型の構造で紹介報酬を目的に動いている場合もあります。紹介者の存在=安心とは決して言えません。
お金を振り込んでしまった場合の対処法
万が一、お金を振り込んでしまった場合は、以下の対応をすぐに行ってください。
- 振込先の金融機関に連絡し、振込の停止・凍結を依頼(即対応が重要)
- 最寄りの警察署に被害届を提出
- 消費生活センター(188)に相談
- SNS等でやり取りしていた場合、画面のスクリーンショットや履歴を保存
詐欺被害は早期対応が被害回復の鍵になります。迷っている時間が被害を拡大させてしまうため、早急に行動を起こすことが重要です。
本当に信頼できる投資情報とは?
本当に信頼できる投資情報は、以下のような特徴を持っています。
- 金融庁や証券取引等監視委員会の登録業者が運営
- リスク説明が丁寧に記載されている
- 実績やバックグラウンドが明確に開示されている
- 不自然な高利回り(年率30%超など)を強調しない
- 勧誘方法が強引でない
投資において“確実に儲かる”という表現は原則としてあり得ません。リスクがあるからこそリターンが見込めることを前提に情報を精査しましょう。
騙されないためのチェックリスト
最後に、詐欺を見破るためのチェックリストをまとめます。
- ✅ 「リスクゼロ」「元本保証」などの言葉が使われている
- ✅ SNSやLINEで直接勧誘される
- ✅ 利回りが異常に高い(年率30%以上)
- ✅ 紹介者を強調される
- ✅ 金融庁登録の確認が取れない
- ✅ 「今だけ」「限定」と急がせてくる
- ✅ 解約方法や出金ルールが不明確
一つでも該当するものがあれば、その投資は疑ってかかるべきです。