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恋愛詐欺とは?マッチングアプリで急増する理由
恋愛詐欺とは、恋愛感情を巧みに利用して相手を信じ込ませ、金銭や個人情報をだまし取る手口のことです。近年、この手の詐欺が特に増えているのが「マッチングアプリ」です。
恋愛や結婚を目的とした真剣な出会いを求める人が多く集まる場であるがゆえに、詐欺師にとっては“狙いやすいターゲット”が集まる場とも言えます。真剣に相手を信じているからこそ、警戒心が薄れ、冷静な判断を失ってしまうのです。
詐欺師が使う定番のプロフィール・写真・セリフ
詐欺師がよく使うプロフィールには一定のパターンがあります。
- 海外在住の医師・軍人・ビジネスマン
- イケメン・美女のモデル風写真
- 「真剣な出会いを探しています」「誠実が一番」などの定型文
やり取りが始まると、以下のようなセリフが頻出します。
- 「あなたと本気で将来を考えている」
- 「早く会いたいけど出張中」
- 「ビザの手続きが必要になった」「事故で家族が入院した」など、お金が必要になる事情を切り出してくるのが特徴です。
「会う前に送金して」は100%詐欺
実際に被害が起きやすいのは「会う前の送金要請」です。
- 航空券代
- 医療費
- 保険トラブル
- ビザ申請代行費用
…など、いかにも緊急で“助けてあげたい”と思わせる名目で送金を迫られます。ですが、実際には相手は存在しないか、詐欺グループの一員であることが大半です。
1回でも送金すると、「助けてくれてありがとう。もう少しで解決するからあと少しだけ…」と際限なく搾取されるパターンに陥ります。
ビデオ通話NG・身分証の提示拒否…こんな相手は要注意
詐欺師は自分の正体がバレないよう、次のような行動を取ります。
- 「カメラが壊れている」などとビデオ通話を拒否
- 身分証や会社名を聞いても濁したり曖昧な回答
- SNSでの過去投稿が数件しかない、もしくは不自然に整っている
- 会う話になると毎回ドタキャン
これらに複数当てはまる相手は、たとえ言葉が丁寧でも詐欺を疑った方がよいでしょう。
被害者の多くが「騙された」と気づくきっかけ
恋愛詐欺の被害者が後から気づくきっかけは以下のようなものです。
- 同じ写真・同じセリフを使っている詐欺事例がネットで見つかる
- 会う話になると毎回理由をつけて逃げられる
- 急に音信不通になる
- 銀行振込の名義や国が怪しい
被害にあった人の中には、**「まさか自分が」「本当に信じていた」**と語る人が多く、冷静な判断力を奪われていたことを悔やみます。
送金してしまったらどうする?すぐやるべき行動とは
もしすでに送金してしまった場合、以下の対応が必要です。
- 送金先の金融機関に連絡して、資金凍結や返金の可能性を相談する
- 最寄りの警察署に被害届を提出
- スクリーンショット・取引記録・相手とのやり取りをすべて保全
- 消費生活センター(188)に相談
国際詐欺グループによる犯行も多いため、捜査や返金は困難な場合もありますが、早期対応で情報を共有し、他の被害を防ぐ意味でも必ず通報しましょう。
マッチングアプリ詐欺を見抜く5つのチェックポイント
恋愛詐欺を未然に防ぐには、以下のチェックポイントを意識してください。
- ✅ 「早く会いたい」と言いつつ会えない理由ばかり
- ✅ ビザ・保険・出張など、金銭トラブルの話を出してくる
- ✅ SNSやメッセージのやり取りに一貫性がない
- ✅ ビデオ通話を拒否、本人確認もできない
- ✅ SNSアカウントの投稿数が少ない・フォロワーが不自然
1つでも当てはまれば慎重になるべきです。恋愛感情が高まっても、冷静な視点は忘れないことが自己防衛の第一歩です。