土日もFXやりたい投資家必見!休場中でも学べる&準備できる7つのこと

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「土日もFXで稼ぎたい」「休場中でもできることがあるはず」そんな思いを抱いている投資初心者の方は多いのではないでしょうか。確かにFX市場は土日に休場しますが、この時間を有効活用することで、平日のトレード成果を大きく向上させることができます。

今回は、FX初心者が土日を活用して次週のトレードに備える具体的な方法を7つご紹介します。休場中だからこそできる準備を知って、ライバルと差をつけましょう。

目次

Contents

FXの”土日休み”ってどうなってるの?

FX市場は基本的に平日24時間/土日は休場

FX(外国為替証拠金取引)は、世界各国の通貨を売買する取引です。平日は東京、ロンドン、ニューヨークといった世界の主要な金融市場が時差を利用して次々と開場するため、月曜日の朝から金曜日の夜まで、ほぼ24時間取引が可能です。

具体的には、月曜日の朝7時(冬時間)または6時(夏時間)から、土曜日の朝7時(冬時間)または6時(夏時間)まで取引ができます。つまり、土曜日の朝から月曜日の朝までは完全に市場が閉まっているのです。

この時間帯は、どんなに取引をしたくても物理的に不可能です。しかし、この制約があるからこそ、準備や勉強に集中できる貴重な時間とも言えるでしょう。

なぜ土日に取引ができないのか?

土日に取引ができない理由は、世界の主要な金融機関や銀行が休業しているためです。FXの取引は、実際には銀行間で通貨の交換が行われており、その仲介役としてFX業者が存在しています。

世界の金融センターがすべて休業している土日は、通貨の需給が発生せず、適正な価格形成ができません。そのため、投資家保護の観点からも土日の取引は行われていないのです。

ただし、月曜日の市場開始時刻は、土日に発生した重要なニュースや政治的な出来事の影響を受けて、金曜日の終値から大きく乖離することがあります。これを「窓開け」と呼び、トレーダーにとっては重要なリスク要因の一つです。

休場中でもできる”勉強と準備”とは?

①一週間の振り返りと②相場予測の練習

土日の最も有効な活用方法の一つが、過去一週間のトレード結果を振り返ることです。感情に左右されやすい平日とは違い、冷静な状態で自分の取引を客観視できます。

まず、一週間で行った全ての取引を記録し、利益が出た取引と損失が出た取引をそれぞれ分析してみましょう。利益が出た取引では「なぜうまくいったのか」、損失が出た取引では「どこで判断を間違えたのか」を具体的に書き出します。

この作業を通じて、自分のトレードパターンの傾向が見えてきます。例えば「朝の時間帯は勝率が高い」「ニュース発表後の取引で失敗することが多い」といった発見があるかもしれません。

次に、来週の相場予測を立ててみましょう。経済指標の発表スケジュールをチェックし、重要な発表がある日時をマークします。また、テクニカル分析を使って、主要通貨ペアのサポートラインやレジスタンスラインを確認し、想定される値動きを予測してみてください。

③トレード記録の整理と④システム確認

勝ち続けるトレーダーの共通点は、必ず詳細なトレード記録をつけていることです。土日は、平日にとった記録を整理し、データベース化する絶好の機会です。

記録には最低限、以下の項目を含めましょう:

  • 取引日時
  • 通貨ペア
  • 売買の別(買い/売り)
  • エントリー価格
  • 決済価格
  • 損益
  • 取引理由
  • 反省点

これらのデータをエクセルやGoogleスプレッドシートで管理すると、後から分析しやすくなります。月単位、通貨ペア別、時間帯別などの集計を行うことで、自分の強みと弱みが数値で見えてくるでしょう。

また、土日は取引システムの動作確認を行う良いタイミングでもあります。取引ツールのアップデート、チャートの設定変更、アラート機能の確認など、平日の取引中にはできない細かい作業を済ませておきましょう。

DMM FXアプリで「土日チェック」できる便利機能

過去チャートの閲覧と履歴の確認

DMM FXは3年連続で取引高世界1位を獲得している信頼性の高いFX業者です。そのDMM FXのアプリは、土日でも多くの機能を利用できる優れものです。

土日でも過去のチャートデータを自由に閲覧できるため、テクニカル分析の練習には最適です。1分足から月足まで、様々な時間軸でチャートを確認し、過去の相場パターンを学習できます。特に初心者の方は、過去の大きな値動きがどのような要因で発生したのかを調べることで、相場の理解を深められるでしょう。

また、自分の取引履歴も土日に詳しく確認できます。DMM FXでは取引ごとの詳細データが保存されているため、先ほどお話しした取引記録の作成が簡単に行えます。アプリから直接データをエクスポートできる機能もあるため、分析作業の効率化にも役立ちます。

注文予約や資金調整も土日中にOK

DMM FXアプリのもう一つの特長は、土日でも注文の予約設定ができることです。月曜日の朝に予約注文を自動実行させることで、市場開始直後の値動きに対応できます。

例えば、月曜日の朝に重要な経済指標の発表が予定されている場合、予想される値動きに応じて指値注文や逆指値注文を事前に設定しておけます。これにより、市場開始と同時にパソコンの前に座っている必要がなくなり、時間的な制約から解放されます。

さらに、入出金の手続きも土日に行えます。DMM FXは最短10分で取引を開始できる迅速な口座開設が特徴ですが、既存のユーザーも土日の間に資金調整を行っておくことで、月曜日から余裕を持って取引に臨めます。

取引手数料0円、FX業界最狭水準のスプレッドを提供するDMM FXは、コストを抑えて効率的にトレードしたい初心者にもおすすめです。

OANDAで”チャート分析だけ”進めておこう

5秒足~日足までの本格分析ができる

OANDA証券は、他の国内FX業者では珍しい5秒足チャートを提供している業者です。この細かい時間軸のチャートは、デイトレードやスキャルピングを行うトレーダーには非常に重宝されています。

土日の間にOANDAのチャートを使って、様々な時間軸での分析練習を行いましょう。5秒足では短期的な値動きのパターンを、日足では中長期的なトレンドを把握できます。同じ通貨ペアでも時間軸によって見える景色が大きく異なることを実感できるはずです。

特に初心者の方には、まず日足から週足といった長い時間軸で大きなトレンドを把握し、その後に短い時間軸でエントリーポイントを探すという「マルチタイムフレーム分析」の練習をおすすめします。この手法をマスターすることで、より精度の高いトレードが可能になります。

テクニカル練習だけでも十分な収穫になる

OANDAのチャートには豊富なテクニカル指標が搭載されています。土日の時間を使って、普段使わない指標を試してみたり、複数の指標を組み合わせた分析方法を練習したりできます。

代表的なテクニカル指標には以下のようなものがあります:

  • 移動平均線(トレンドの方向性を把握)
  • RSI(買われすぎ・売られすぎを判断)
  • MACD(トレンドの転換点を見つける)
  • ボリンジャーバンド(価格の値幅を予測)

これらの指標を実際のチャートに適用し、過去の値動きと照らし合わせながら「もしこのポイントでエントリーしていたらどうなったか」というシミュレーションを繰り返すことで、実戦で使える技術が身につきます。

OANDAは1通貨から取引可能で、ドル円なら約4円という小額から始められるため、分析の練習後に実際の少額取引で腕試しをすることも可能です。初心者が大きなリスクを取らずにスキルアップできる環境が整っています。

シストレ365のキャラランキングを見て作戦を立てる

週明けに動かすキャラを選んでおける

フジトミ証券が2025年2月にリリースした「シストレセレクト365」は、キャラクターを選ぶだけで自動売買ができる革新的なサービスです。25体のキャラクターと4つの通貨ペア(米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円)の組み合わせで、100通りの選択肢から自分に合った戦略を選べます。

土日の間に、各キャラクターの成績ランキングをじっくり確認し、週明けから稼働させるキャラクターを選んでおきましょう。ランキングは過去の実績に基づいて更新されるため、どのキャラクターが好調なのか一目で分かります。

キャラクターは大きく「カウンタートレード型(レンジ相場向き)」と「トレンドフォロー型(トレンド相場向き)」に分類されています。来週の相場がレンジ相場になりそうかトレンド相場になりそうかを予測し、それに適したキャラクターを選ぶことで成功率を高められます。

トレンド・レンジ相場を予測する勉強にも◎

シストレ365のキャラクター選択は、それ自体が相場分析の勉強にもなります。なぜなら、適切なキャラクターを選ぶためには、今後の相場環境を予測する必要があるからです。

レンジ相場とは、価格が一定の範囲内で上下を繰り返す相場のことで、この環境ではカウンタートレード型のキャラクターが有効です。一方、トレンド相場は価格が一方向に継続的に動く相場で、トレンドフォロー型のキャラクターが力を発揮します。

土日の間に経済指標の発表予定をチェックし、重要な発表が多い週はトレンド相場になりやすく、材料に乏しい週はレンジ相場になりやすいという傾向を学ぶことができます。このような分析力は、自動売買だけでなく裁量取引にも活かせる貴重なスキルです。

東京金融取引所の「くりっく365」価格を利用しているため透明性が高く、スワップポイントの信頼性も抜群なシストレ365は、初心者が自動売買を始める第一歩として最適な選択肢と言えるでしょう。

土日こそ「マイルールの見直し」に最適な理由

平日の感情を整理して次に活かす

FXで最も重要でありながら最も難しいのが、感情のコントロールです。利益が出ているときの興奮や、損失が出ているときの焦りといった感情は、冷静な判断を妨げる大きな要因となります。

土日は取引から離れているため、こうした感情から解放され、客観的に自分のトレードを振り返ることができます。一週間の取引を通じて感じた感情の変化を思い出し、それがどのような判断ミスにつながったかを分析してみましょう。

例えば「連勝して調子に乗り、いつもより大きなロットで取引して失敗した」「損切りができずに含み損を拡大させてしまった」といった経験は、多くのトレーダーが共通して抱える問題です。これらの経験を無駄にしないために、具体的な対策をルール化することが重要です。

トレードの勝ち負けより”再現性”が重要

初心者の多くは、一度の大きな利益や損失に一喜一憂してしまいがちです。しかし、長期的に利益を上げ続けるためには、個々の取引の勝ち負けよりも「再現性のある手法」を確立することが重要です。

土日の時間を使って、自分のトレードルールを見直してみましょう。以下のような項目について、具体的な基準を設けることをおすすめします:

エントリールール

  • どのような条件が揃ったときにエントリーするか
  • 使用するテクニカル指標とその設定値
  • 経済指標発表前後の取引方針

リスク管理ルール

  • 1回の取引で許容する最大損失額
  • 損切りラインの設定方法
  • 連続損失時の対応策

利益確定ルール

  • 利益確定のタイミング
  • 利益の一部を確定する基準
  • トレイリングストップの活用方法

これらのルールを文書化し、平日の取引では必ず従うという習慣をつけることで、感情的な判断を減らし、安定した成果を上げられるようになります。

SNSやコミュニティで情報交換するチャンス

X(旧Twitter)やnoteで他人の分析を学ぶ

土日は、SNSを通じて他のトレーダーの分析や意見を学ぶ絶好の機会です。X(旧Twitter)では多くの経験豊富なトレーダーが相場分析を投稿しており、初心者にとって非常に参考になる情報が溢れています。

ただし、SNS上の情報をそのまま鵜呑みにするのは危険です。複数の投稿者の意見を比較し、その根拠や分析手法を学ぶという姿勢で情報収集を行いましょう。特に、テクニカル分析の手法や相場の見方について、自分とは異なる視点を持つトレーダーの投稿は勉強になります。

noteなどのプラットフォームでは、より詳細な分析記事やトレード手法の解説を読むことができます。有料記事もありますが、まずは無料で公開されている質の高いコンテンツから学び始めることをおすすめします。

トレーダー同士のやり取りでモチベも回復

FXは孤独な作業になりがちですが、同じ目標を持つ仲間とのコミュニケーションは、モチベーションの維持に非常に効果的です。土日の時間を使って、トレーダー向けのコミュニティに参加してみましょう。

オンラインのコミュニティでは、初心者からベテランまで様々なレベルのトレーダーが情報交換を行っています。自分の分析を投稿して他者からのフィードバックをもらったり、疑問点を質問したりすることで、スキルアップのスピードを加速できます。

また、トレードで連敗続きのときや思うような成果が出ないときにも、同じような経験を持つ仲間との交流は心の支えになります。成功談だけでなく失敗談も共有することで、より実践的な知識を身につけられるでしょう。

月曜の朝に焦らないための”事前準備”リスト

経済指標チェックと資金整理・通貨の動向把握

月曜日の市場開始時は、土日に発生した出来事の影響で相場が大きく動くことがよくあります。この「月曜日の窓開け」に適切に対応するためには、土日の間の事前準備が欠かせません。

まず、来週発表予定の経済指標をすべてチェックし、カレンダーに記録しておきましょう。特に重要度の高い指標(米国雇用統計、各国のGDP発表、中央銀行の政策金利発表など)については、発表時刻と予想値を正確に把握しておく必要があります。

次に、自分の取引口座の資金状況を整理し、来週の取引に必要な証拠金が十分にあるかを確認します。また、各通貨ペアのポジション状況も再確認し、週明けに決済予定のポジションがある場合は、その戦略も事前に決めておきましょう。

土日の間に発生した主要なニュースもチェックしておきます。政治的な動き、自然災害、重要な企業の発表などは、月曜日の相場に大きな影響を与える可能性があります。

開場直後は荒れやすい=備えが勝敗を分ける

月曜日の市場開始直後は、流動性が低く価格が不安定になりやすい時間帯です。この時間帯に無防備にトレードを行うのは非常にリスクが高いため、事前の準備と戦略が重要になります。

土日の準備で作成した取引計画に基づいて、月曜日の最初の数時間は様子見に徹するか、小さなロットでの様子見取引にとどめることをおすすめします。相場が安定してから本格的な取引を開始するという戦略も有効です。

また、想定外の大きな値動きが発生した場合の対応策も事前に決めておきましょう。損切りラインの再設定、ポジションサイズの調整、一時的な取引停止など、複数のシナリオを用意しておくことで、パニック状態での判断ミスを防げます。

まとめ:土日を”休む”だけじゃもったいない

平日よりも集中してできる準備がある

FXの土日休場は、単なる休息時間ではありません。平日の取引中には集中できない重要な作業に取り組める、貴重な準備時間なのです。

取引記録の整理、チャート分析の練習、ルールの見直し、情報収集など、これらの作業はすべて平日のトレード成果に直結します。土日に2時間の準備をするだけで、来週の取引精度が格段に向上することも珍しくありません。

特に初心者の方は、土日の準備時間をどれだけ有効活用できるかが、上達スピードを大きく左右します。平日は実戦、土日は準備と勉強というメリハリをつけることで、効率的にスキルアップできるでしょう。

トレード力の差は「土日」で決まることもある

同じ情報を持ち、同じ市場で取引をしているにも関わらず、トレーダーによって成果に大きな差が生まれるのはなぜでしょうか。その答えの一つが、土日の過ごし方にあります。

成功しているトレーダーの多くは、土日の時間を有効活用して継続的な学習と改善を行っています。一方、思うような成果を上げられないトレーダーは、土日を完全な休息時間として過ごし、準備を怠っている傾向があります。

FXで長期的に利益を上げ続けるためには、取引技術だけでなく、継続的な学習習慣と改善意識が不可欠です。土日の準備時間を通じてこれらの習慣を身につけることで、あなたも勝ち組トレーダーへの第一歩を踏み出せるはずです。


今回ご紹介した準備方法を実践するためには、信頼できるFX業者を選ぶことが重要です。DMM FXの高機能アプリ、OANDAの詳細なチャート分析機能、シストレ365の自動売買システムなど、それぞれに特長があります。自分のトレードスタイルや学習方針に合った業者を選んで、土日の準備時間を最大限に活用してください。

FXは決して楽に稼げる投資ではありませんが、正しい準備と継続的な学習により着実にスキルアップできる分野でもあります。土日の準備時間を大切にして、理想のトレーダーを目指しましょう。

参考リンク

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