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セルフホワイトニングにデメリットはある?
近年人気になってきたセルフホワイトニングに関してのデメリットについて考えてみました。
セルフホワイトニングとは、ホワイトニングサロンなどに行き、スタッフのアドバイスのもと自分自身で薬剤を歯の表面に塗布し、LEDを照射して行うホワイトニングのことです。
デメリットは以下の2つがあります。
安いけど、安くないところがある
セルフホワイトニングは入口としてコストが低く、利用しやすいというのが利点としてあります。
しかし、費用という面で考えたとき、お得でないというケースも散見されるのでこちらで紹介します。
通っても最終的に白くなりきらない
ホワイトニングという物自体が個々人の歯の状態に依存するところがあり、例えば歯が白くなりづらい方(テトラサイクリン歯と言われる薬剤による着色等)はセルフホワイトニングに限らずホワイトニング全般が成果が出づらいです。そういった方はセルフホワイトニングはあくまでも表面の着色汚れを落とし、コーティングをするというところまでなので、「歯のエナメル質の内部の変色」までは対応することができません。
歯の内部まで浸透することのできる強力な過酸化水素を用いることで若干の改善は見えますが、歯科医院でも白くなる保証をすることができないケースも存在しています。
安く白くなるレベルが3トーンくらいで頭打ちになり、歯科医院へ行くことに
安価に白くすることができますが、3トーンくらいでそれ以上いくらやっても白くならない場合があります。
ホワイトニング成分は「酸化チタンのみ」のセルフホワイトニングで起きるケースで、求めていた白さまで到達しないということはよくあります。
最初から「とびっきりの白さ」を期待する場合は費用をかけて歯科医院でのホワイトニングを行いましょう。中にはセルフホワイトニングでは満足しきれず、最終的に歯科医院でホワイトニングをしてから、その白さを保つメンテナンスとしてセルフホワイトニングを使用するかたもいます。
酸化チタンだけでなく、ポリリン酸、チャコール、ハイドロキシアパタイトなど多くの成分含有数ごく一部のセルフホワイトニングにおいては歯科医院と同等レベルまで、歯科医院の費用よりも安く白くすることができるケースも存在します。
通う回数が歯科医院のホワイトニングよりも多い
事実として、歯科医院では2-3回で済むホワイトニングが3-5回、中には5-10回かかりなんとか白くなるというところもあります。
通う回数を時間を節約して、確実に白くする場合はセルフホワイトニングはあまり向いていないので、最初から歯科医院で「オフィスホワイトニング」を行う方が高い満足が得られるかもしれません。
また歯科医院のホワイトニングでも芸能人のような白さにするには5-8回くらい通うということは実際によくあります。
求める白さのレベル、費用感などを考え総合的に選ぶことをおすすめします。
結論、選ぶところを間違えなければデメリットは少ない
いろいろとセルフホワイトニングに関するデメリットを並べてみましたが、最初に設定したゴールとして
「ダントツの白い歯」ではなく、
「人から”歯が白くて素敵だね”と言われるレベルの白さ」
をゴールとするのであれば
「酸化チタンのみでないセルフホワイトニング」を選択すれば、多くの方にとって、高い費用対効果を得られるセルフホワイトニングはおすすめです。