【営業職→エンジニア】テックキャンプ卒業生が”未経験で内定を勝ち取った”行動記録とは?

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営業からエンジニアへ転職する人が増えている背景

近年、営業職からエンジニアへの転職を考える人が急激に増加しています。この背景には、デジタル化の加速による IT 人材不足、リモートワークの普及、そして何より「手に職をつけたい」という意識の変化があります。

営業職は顧客との関係構築やコミュニケーション能力を磨ける職種として評価される一方で、「数字に追われる日々から脱却したい」「より創造的な仕事がしたい」と感じる方も少なくありません。特に 20 代後半から 30 代前半の営業経験者の中には、将来のキャリアプランを見直す際に、安定性と成長性を兼ね備えたエンジニア職に魅力を感じる人が増えています。

テックキャンプ エンジニア転職では、これまで 4,400 名以上の転職成功者を輩出してきましたが、その中でも営業職出身者の割合は特に高く、転職成功率は 97%を誇っています。営業職で培った対人スキルやプレゼンテーション能力は、エンジニアとしても大きな武器になることが実証されています。

営業からエンジニアへの転職が成功しやすい理由の一つは、両職種に共通するスキルセットにあります。顧客のニーズを汲み取る力、問題解決への姿勢、そして何より「相手に分かりやすく伝える力」は、システム開発においても不可欠な能力です。

営業経験が”チーム開発”で活きた瞬間とは?

営業職出身のエンジニアが特に力を発揮するのが、チーム開発の場面です。システム開発は決して一人で完結する作業ではなく、多くの場合、複数のエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどと連携して進める必要があります。

テックキャンプの実際の卒業生である田中さん(仮名)は、前職で法人営業を 5 年間経験した後、エンジニア転職を決意しました。田中さんが転職後に最も評価されたのは、「技術的な課題を非技術者にも分かりやすく説明する能力」でした。

「営業時代に身につけた『相手の立場に立って考える』という習慣が、エンジニアになってからも活かされています。例えば、システムの不具合をクライアントに報告する際、技術的な詳細よりも『いつまでに』『どのような影響があるか』『対応策は何か』を明確に伝えることで、信頼関係を築けています」と田中さんは語ります。

また、営業職で身につけたスケジュール管理能力も、プロジェクト管理において重要な役割を果たします。納期を意識した逆算思考、優先順位の付け方、そして何より「約束を守る」という基本姿勢は、開発現場でも高く評価される要素です。

チーム開発では、コードレビューやミーティングでの発言機会も多く、営業職で培ったコミュニケーション力が直接的に活かされます。技術的な議論においても、相手の意見を理解し、自分の考えを分かりやすく伝える能力は、チーム全体の生産性向上に貢献します。

テックキャンプで技術を学び、行動力でカバー

テックキャンプ エンジニア転職の最大の特徴は、600 時間という圧倒的な学習量を通じて、フロントエンド、サーバーサイド、インフラまでを網羅的に学習できることです。営業職出身者にとって、プログラミングは全くの未経験分野ですが、営業で培った「学習意欲」と「継続力」が大きなアドバンテージとなります。

実際にテックキャンプを受講した営業職出身の山田さん(仮名)は、学習開始当初、「HTML と CSS の違いも分からない状態」でした。しかし、営業時代に身につけた「分からないことは恥ずかしがらずに質問する」という姿勢が功を奏し、メンターからのサポートを最大限活用することができました。

「営業時代は、お客様からの要望に対して『できません』とは言えませんでした。その経験が、プログラミング学習でも『絶対に諦めない』という気持ちにつながったと思います」と山田さんは振り返ります。

テックキャンプでは、学習期間中に実際のアプリケーション開発を行います。営業職出身者の多くが選ぶテーマは、「営業支援ツール」や「顧客管理システム」など、前職の経験を活かせる分野です。これにより、技術的な実装だけでなく、実際のビジネス要件を理解したシステム開発を経験できます。

学習過程では、営業職特有の「目標達成への執着心」が発揮されます。日々の進捗管理、週次目標の設定、そして何より「成果にコミットする」という姿勢は、プログラミング学習の継続において大きな力となります。

プレゼン・提案スキルはエンジニアでも武器になる

営業職で身につけたプレゼンテーション能力と提案スキルは、エンジニアとしても非常に価値の高いスキルです。システム開発では、技術的な判断を行う場面で、複数の選択肢の中から最適解を提案する必要があります。

例えば、データベース設計の際に「MySQL を使うか PostgreSQL を使うか」という技術的な選択をする場合、それぞれのメリット・デメリットを整理し、プロジェクトの要件と照らし合わせて最適な提案を行う必要があります。営業職で培った「相手のニーズを理解し、最適なソリューションを提案する力」が、まさにこの場面で活かされます。

テックキャンプ卒業生の佐藤さん(仮名)は、転職後 1 年で社内のシステム企画会議でのプレゼンターに抜擢されました。「技術的な内容を経営陣に分かりやすく説明する能力を評価していただきました。営業時代に身につけた『相手の理解度に合わせて説明する』というスキルが活かされたと思います」と佐藤さんは語ります。

また、クライアントとの要件定義においても、営業経験者の強みが発揮されます。顧客の真のニーズを引き出す質問力、曖昧な要求を具体的な仕様に落とし込む能力、そして何より「顧客満足度を最優先に考える」という姿勢は、システム開発の成功に直結します。

提案書の作成においても、営業職で身につけた文書作成能力が活かされます。技術仕様書や設計書の作成では、読み手のことを考えた分かりやすい文章構成や、図表を用いた視覚的な説明が重要になります。

コミュ力があるからこそ質問力が伸びやすい

プログラミング学習において、「適切な質問をする能力」は学習効率を大きく左右します。営業職出身者の多くが持つコミュニケーション能力は、この質問力の向上に直接的に貢献します。

テックキャンプでは、オンライン・オフライン問わずメンターに質問し放題のサポート体制を提供していますが、営業職出身の受講生は特にこのサポートを効果的に活用する傾向があります。

「営業時代は、お客様から『なぜそうなるのか』『他にはどんな方法があるのか』といった質問を受けることが多く、自分自身も疑問点を明確にする習慣が身についていました。プログラミング学習でも、エラーが発生した際に『なぜこのエラーが起きるのか』『どこを修正すれば解決するのか』を具体的に質問できるため、メンターからより的確なアドバイスをもらえました」と、テックキャンプ卒業生の鈴木さん(仮名)は説明します。

効果的な質問をするためには、まず自分が何を理解していて、何が分からないのかを明確にする必要があります。営業職で培った「課題の整理能力」が、この段階で大いに役立ちます。

また、質問する際の相手への配慮も重要です。メンターの時間を有効活用するために、事前に試したことや調べた内容を整理してから質問する姿勢は、営業職出身者の多くが自然に身につけているスキルです。

転職面接で「営業→IT」をどう説明するか?

営業職からエンジニアへの転職面接では、「なぜ異業種転職を決意したのか」という質問は必ず聞かれます。この質問に対する回答の仕方が、転職成功の鍵を握ります。

まず重要なのは、「営業職を否定的に捉えていない」ことを伝えることです。「営業が嫌だから」「数字に追われるのが辛いから」といったネガティブな理由ではなく、「営業で培った経験をエンジニアとして活かしたい」というポジティブな動機を説明する必要があります。

効果的な回答例: 「営業職を通じて、お客様の課題解決に携わる中で、IT システムの重要性を深く実感しました。提案する側から実際にシステムを作る側になることで、より根本的な課題解決に貢献したいと考えるようになりました。営業で培った顧客視点や課題発見能力を、システム開発において活かしたいと思います。」

また、「なぜテックキャンプを選んだのか」という質問に対しては、600 時間という圧倒的な学習量と、実際のアプリケーション開発経験を積める点を強調することが効果的です。

「未経験からエンジニアになるためには、中途半端な知識では通用しないと考え、フロントエンド、サーバーサイド、インフラまでを体系的に学べるテックキャンプを選びました。実際のアプリケーション開発を通じて、現場で求められるスキルを身につけることができました。」

面接では、技術的な質問も出されますが、完璧な回答を求められているわけではありません。むしろ、「分からないことを素直に認め、どのように学習していくか」を説明する姿勢が評価されます。営業職で培った誠実さと学習意欲をアピールすることが重要です。

職務経歴書の書き換え例(営業→エンジニア)

営業職からエンジニアへの転職では、職務経歴書の書き方が特に重要になります。営業経験をエンジニアとしての適性にどう結び付けるかが、書類選考通過の鍵となります。

従来の営業職務経歴書:

  • 年間売上目標 5,000 万円を 3 年連続で達成
  • 新規開拓により月平均 10 社の新規契約を獲得
  • 既存顧客への追加提案により売上を前年比 120%に向上

エンジニア転職向けの書き換え例:

  • 課題解決力: 顧客の業務課題を分析し、最適なソリューションを提案。年間 120 社の課題解決に貢献
  • プロジェクト管理能力: 契約から導入まで平均 3 ヶ月のプロジェクトを同時に 15 件管理し、全件を期限内に完了
  • コミュニケーション力: 技術部門とビジネス部門の橋渡し役として、要件定義から運用まで一貫してサポート
  • 継続的改善: 顧客フィードバックを基にサービス改善提案を年間 50 件実施し、顧客満足度を 20%向上

重要なのは、数字の羅列ではなく、「その経験がエンジニアとしてどう活かされるか」を明確に示すことです。売上数字よりも、プロジェクトの件数や期間、関係者との調整経験などを強調する方が効果的です。

また、テックキャンプでの学習経験も詳細に記載します:

  • 学習実績: 600 時間の集中学習により、HTML/CSS、JavaScript、Ruby、SQL、AWS の基礎を習得
  • 開発経験: チーム開発により EC サイトを構築。フロントエンドからバックエンドまで一貫して担当
  • ポートフォリオ: 営業支援ツールを個人開発し、GitHub で公開。実際の営業現場の課題を解決する機能を実装

ポートフォリオに”営業視点”を盛り込んだ事例

エンジニア転職におけるポートフォリオは、技術力を示すだけでなく、「実際の業務課題を解決できる」ことをアピールする重要なツールです。営業職出身者の強みは、実際の現場課題を深く理解していることにあります。

テックキャンプ卒業生の田村さん(仮名)が作成したポートフォリオは、「営業活動効率化アプリ」でした。これは、営業職時代に感じていた課題を技術的に解決するアプリケーションです。

アプリの主な機能:

  • 顧客情報管理機能(連絡履歴、商談進捗の可視化)
  • 営業活動分析機能(成約率、活動時間の分析)
  • タスク管理機能(フォローアップの自動リマインド)
  • レポート自動生成機能(週次・月次報告書の自動作成)

このポートフォリオの優れている点は、技術的な実装だけでなく、「なぜこの機能が必要なのか」という業務理解に基づいた説明が充実していることです。

「営業現場では、Excel での顧客管理が主流ですが、情報の更新漏れや検索性の悪さが課題でした。このアプリでは、直感的な UI と自動化機能により、営業担当者の負担を軽減し、より戦略的な活動に集中できる環境を提供します。」

技術面では、フロントエンドに React、バックエンドに Ruby on Rails、データベースに PostgreSQL を使用し、AWS にデプロイしています。営業職出身者らしく、ユーザビリティにこだわった UI 設計と、実際の業務フローを反映した機能設計が高く評価されました。

面接では、このポートフォリオを通じて「技術的な実装力」「業務理解力」「ユーザー視点での開発力」の 3 つをアピールできたと田村さんは語ります。

営業→開発現場で”失ったものと得たもの”

営業職からエンジニアへの転職は、多くのメリットがある一方で、失うものもあります。転職を成功させるためには、この現実を理解し、受け入れる準備が必要です。

失ったもの:

  • 即座の成果実感: 営業では契約が取れればすぐに成果を実感できますが、システム開発は長期的なプロジェクトが多く、成果が見えにくい場合があります
  • 直接的な顧客接触: エンジニアは基本的に社内での作業が中心となり、顧客との直接的なやり取りは限定的になります
  • インセンティブ: 多くの営業職で導入されている成果連動型の報酬システムは、エンジニア職では一般的ではありません

得たもの:

  • 技術的な成長実感: 新しい技術を習得し、それを実際のプロダクトに活かせる喜びは、営業職では味わえない満足感をもたらします
  • ワークライフバランス: 多くの IT 企業でリモートワークや柔軟な働き方が導入されており、営業職時代のような外回りや接待は基本的にありません
  • 長期的なキャリア価値: 技術スキルは年齢に関係なく蓄積でき、長期的なキャリア形成において大きなアドバンテージとなります

テックキャンプ卒業生の中村さん(仮名)は、転職から 2 年が経過した現在の心境をこう語ります: 「営業時代のような瞬発的な達成感は少なくなりましたが、システムが実際に稼動し、ユーザーに喜んでもらえたときの満足感は格別です。また、技術的な課題を解決できたときの達成感は、営業での成約とは異なる種類の喜びがあります。」

重要なのは、これらの変化を事前に理解し、自分の価値観や人生設計と照らし合わせて判断することです。テックキャンプでは、学習開始前のカウンセリングでこれらの点についても詳しく説明し、受講生が納得した上で学習をスタートできるようサポートしています。

異業種からでも内定が取れる”突破力”の育て方

営業職からエンジニアへの転職を成功させるためには、技術力だけでなく、「突破力」を身につけることが重要です。この突破力とは、困難な状況でも諦めずに解決策を見つける力のことです。

突破力を構成する 5 つの要素:

1. 学習継続力 プログラミング学習は挫折率が高いことで知られていますが、営業職で培った「目標達成への執着心」を学習に活かすことで、継続的な成長を実現できます。テックキャンプの 600 時間という学習量も、営業職出身者の多くが「営業目標達成のために夜遅くまで働いた経験」を活かして乗り越えています。

2. 問題解決力 エンジニアの日常業務は、様々な技術的問題の解決の連続です。営業職で培った「顧客の課題を解決する」という思考プロセスは、プログラミングにおけるデバッグやシステム設計においても直接的に応用できます。

3. コミュニケーション力 チーム開発では、技術的な議論を円滑に進める能力が求められます。営業職で身につけた「相手の立場に立って考える」「分かりやすく説明する」というスキルは、コードレビューや仕様策定において大きな武器となります。

4. 適応力 IT 業界は技術の変化が激しく、常に新しい知識を吸収する必要があります。営業職で経験した「市場変化への対応」「新しい商材への適応」は、新技術習得において同様の効果を発揮します。

5. 成果志向 エンジニアも最終的には「動くシステムを作る」という成果が求められます。営業職で培った「結果にコミットする」という姿勢は、品質の高いシステム開発において不可欠な要素です。

突破力を高めるための具体的アクション:

  • 日々の振り返り: 営業日報と同様に、学習内容や技術的な気づきを記録し、継続的な改善を行う
  • 目標の細分化: 大きな目標を小さなマイルストーンに分割し、達成感を維持しながら学習を継続する
  • メンタリング活用: テックキャンプの専属トレーナーとの定期面談を通じて、学習の方向性を定期的に見直す
  • ネットワーキング: 同じような境遇の転職者とのつながりを作り、情報交換や相互励磨を行う

テックキャンプでは、これらの突破力を体系的に身につけられるよう、技術学習だけでなく、キャリアサポートにも力を入れています。専属のキャリアアドバイザーが、履歴書の添削から面接対策、入社後のフォローまで、長期的にサポートします。

まとめ:営業経験は最強の武器になる

営業職からエンジニアへの転職は、決して簡単な道のりではありません。しかし、営業職で培ったスキルは、エンジニアとしても非常に価値の高い能力であることが、多くの転職成功事例から証明されています。

営業職出身エンジニアの強み:

  • 顧客視点でのシステム開発ができる
  • チーム内でのコミュニケーションが円滑
  • 問題解決への執着心が強い
  • プレゼンテーション能力が高い
  • 継続的な学習意欲がある

テックキャンプ エンジニア転職では、これらの強みを最大限に活かしながら、技術力を着実に身につけることができます。600 時間という圧倒的な学習量、実際のアプリケーション開発経験、そして手厚いキャリアサポートにより、未経験からでも 97%の受講生が転職に成功しています。

営業職からエンジニアへの転職を検討している方は、まず自分の営業経験がどのようにエンジニアとして活かせるかを整理することから始めてみてください。そして、テックキャンプのような実績のあるプログラミングスクールを活用して、体系的に技術力を身につけることをお勧めします。

あなたの営業経験は、決して無駄になりません。むしろ、それは他の未経験者にはない、大きなアドバンテージとなるはずです。新しいキャリアへの挑戦を、営業で培った突破力で成功させましょう。

テックキャンプ エンジニア転職について詳しくは: TECH::EXPERT

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