【比較優位の話】新人も大きな戦力になるという論理

【比較優位の話】新人も大きな戦力になるという論理

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新人も大きな戦力になるという論理 -比較優位の話


今日を仕事をしながら「新人」も大きな力になるとすごく実感しました。

新人はすべての仕事において自分よりできないです。

経験がないから当たり前です。

その中、すごく助られていて、なぜ戦力になるのか、と自分の中で論理的に考えてみて結果が

「比較優位」という考え方にいきつきました。

比較優位とはなにか?

たとえば、
AさんはXの仕事を100成果を出し、Yの仕事を70の成果を出せる
BさんはXの仕事は50成果を出し、Yの仕事は60成果を出せる
とする
Aさんが
絶対優位だとしてもBさんは仕事Yに比較優位がある

単純にABがそれぞれがXとYをこなした場合X150 Y130
比較優位に特化した場合、X200Y120

AB間で自由にトレードができるとしたら、同じ時間で生み出される総生産量はより大きく生み出せるのです

比較優位を持つだけで、すべてを勝る先輩と仕事をする際でも若手は価値はうめているのです。

経済的に合理的で正しいことをすると関係者みんなが幸せに


よく先輩が「これだから新人は」などと文句を言っていたりするのも聴きますが、それは合理的に正しい難易度でかつ、比較優位という概念を理解していないからいう言葉だと思います。

2倍優れたとしても新人の2倍くらい給料もらっていたりするのだから当たり前なのです。

逆に2倍以上の能力を発揮しなければ、二人の方がリスクもヘッジされていて、かつ多くのことをこなせる可能性も高いので、2倍の給料をもらっている先輩の方がお荷物になるのです。

すべての人が経済的な意味を理解し、合理的に正しいことすることが経済発展、楽しく仕事をすることにつながります。

「自分」というものを正しくとらえ、合理的に行動しましょう!

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